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オススメ本3冊紹介 [この1冊] 日経新聞2022年3月26日 記事より

こんにちは

本日はこの1冊というテーマで紹介されていた中から気になる3冊についてです。どちらかというと生物学的なジャンルの本です。

 

読んだことがある方、オススメなのか感想を教えて欲しいです!

 

*日経新聞2022年3月の記事から抜粋しています

 

mRNAワクチンの衝撃 ジョンミラー

 

 

医学の世界で起きたばかりの出来事をこれだけのスピードと内容の濃さでノンフィクションにまとめあげられた1冊。専門用語が飛び交う分野ではあるが、一般読者にも分かりやすくまとめられている。

 

例えばmRNAについて、ワクチンに指名手ポスターを持たせて、免疫系の狙撃兵にやっつけさせる。

また、ファイザー製コロナワクチンの開発者は移民の子としてドイツで育ったイスラム教徒のトルコ系夫妻であるが、彼らが立ち上げた無名の会社が巨大製薬会社ファイザーに呑まれないよう最大限警戒しつつ、ギリシャ出身のユダヤ人移民であるファイザーの最高責任者と信頼関係を深める様は人間ドラマがある。

 

②人類の起源 篠田謙一


私たち現生人類(ホモサピエンス)はどこで生まれどのように世界各地に広がったのか、国立科学博物館館長が従来の定説を覆すようなシナリオを紹介する。

 

人類が遺伝的にはほとんど同一といってもいいほど均一な集団であることを明らかにする。民族や人種といった恣意的な定義で分断が起こる今、考えさせられる一冊。

 

 

生殖技術と親になること 拓植あづみ

 

 

不妊に悩む人に救いの手を差し伸べてきた生殖技術であるが、そレを用いて親になることはどのような葛藤があるのかを書いている。子供が生まれる希望や安心のための技術が、そうした人に難しい選択と責任を委ねてしまう現状への警鐘だ。

 

生殖に関わるテクノロジーの全体像と課題を網羅する。

 

必要なのは生殖技術なのか、それとも社会を変えることなのか

 

 

 

 

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