読書34冊目 [白洲次郎 100の言葉]
政治話題でよく耳にする中国は、経済成長も著しく、国としてもまとまっていて外交において歯がゆいほどに力をつけている。一方の日本は、どこか自分の考えよりも他の国の顔色ばかりを伺っていて心もとない。敗戦という国力が底にあった時代も、めげずに戦った人物である吉田茂や白洲次郎から我々に今足りないものを学び取ることは喫緊の課題である。当時としては珍しく、英国へ留学していた白洲次郎は結果として英国紳士と武士道精神のハイブリットとも言える素晴らしい人格を形成した人物であった。イギリスの紳士や日本人の武士道精神、筋や仁義というものは白洲次郎の言葉で言えばプリンシプル(原則)から形成されるものである。貴重な100の金言を読み解き、自分の行動のプリンシプル(原則)とは何かを考えるきっかけを作ってくれる1冊。
評価 星4.2(A):
白洲次郎の名前は聞いたことあるけど、あまりよく知らない。昔の政治は何だか難しそうと思う人も多いと思います。本書は白洲次郎100の言葉に対し、簡単な言葉の背景を写真付きで説明してくれるので分かりやすくスラスラ読めます。白洲次郎に少しでも興味のある人にはとてもオススメ。イケメンな上、英国留学時代はベントレーを乗り回し、 日本では政治や事業で日本の敗戦からの復興を助ける。。。完璧な人物。
いや〜完璧すぎん??
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