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読書21 有名経営者・ビジネスマン続出のハーバードMBA ハーバード合格基準 佐藤智恵 

 

ハーバード合格基準: ありのままの自分を伝える力

 

佐藤智恵


選書理由: 経営者を多く輩出する知の最高峰ハーバードMBAにどのような日本人がいるか気になった

 

構成: 企業の採用像との比較、入試制度、ハーバードMBAの採用像、専攻別の採用割合、受験生おすすめ

 

感想:

ハーバードMBAの合格基準はリーダーシップ、分析力と分析欲、コミュニティへの貢献力がある。これはマッキンゼーの採用項目 (マネージャー伊賀泰代)のリーダシップがあること、地頭が良いこと、英語ができることと極めて似ている。リーダーシップについてはハーバードのフランシスフライ教授は、リーダーシップとはあなたがその場にいることによって周りの人たちに良い影響を残すということ。そしてその場からあなたが居なくなったとしても良い影響が続くように人々を導くこと。つまり、あなたがいたからこそ周りが動き何か新しいことを達成できるようになるということであると述べている。

 

入試制度は2014年の場合、出身大学の成績証明書、テストスコア(TOEFL,GMAT)、課題エッセイ、推薦状、履歴書、基礎データ書である。全体の合格率は約10%であり、日本人の合格率も同程度である。中国の4~6%、インドの4~5%と比べると良い数宇とも言える。

ハーバード公式webを見るのも参考になる
(1)リーダーシップ力:リーダーシップをとる習慣があるか。リーダシップをとった数、リーダー経験の代償は問われない。

(2)分析力と分析欲:アカデミックな能力全般、特に英語でのディスカッション能力や複雑で漠然とした状況下での分析力と問題解決能力

(3)コミュニティへの貢献力: コミュニティにおいて良き市民であるか。特にハーバードのコミュニティに貢献する高い倫理観や他人へのリスペクトがあるか

2013年を見ると、38%がSTEM(Science Technology, Engineering and Mathematics)で44%が経済や経営専攻であり法学系が少ないようにも思える。

合格者の体験談を見ると、ファミリーガイというfoxの人気アニメを現地の学生は見ていて、これを楽しめるくらいの英語力があると良い。

TOEFLの対策として有名番組のポッドキャスト
1)Wall street Journal This Morning
2)Indiana Public Media A Moment of Science
3)Scientific American 60-second Science

などをおすすめとしてあげていた。

 

評価:星3.5(B)

MBAの本自体あまりないですし、受験する人には非常に参考になると思います。

 

 

こんな人に読んでほしい

MBA受験を考えている人、MBAについて気になっている人。

 

 

意見は完全に私見ですので、あくまで参考までにお願いします

S 4.5 ~ 5.0 [読むと思考が変わる]

A 4.0 ~ 4.5 [持っていて損はない]

B 3.5 ~ 4.0 [時間があるときに読みたい]

C 3.0 ~ 3.5 [読まなくても良い]

 

Instagram: @book_itachi

 

 

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