どうもイタチです、第6回イタチ読書会を開催させていただきました。
今回は前から気になっていた@koten.meicyo さんにマキャベリ・君主論についてお話していただきました。古典を読むキッカケがアニメ、サイコパスの槙島聖護だったとは。。。それでここまで読めるのだから元から素質があったとしか言いようがないですね。
著者マキャベリは外交官であり、新しい君主に雇ってもらうためにこの本を書いたとされています。
政治学の中でいうとリアリズム(現実主義)の祖とされている方です。現実主義とは現実に即して物事を処理する、国をしっかりと治めていく、綺麗事だけで片付けるのではんなく戦いがあるのであれば軍備もしっかり進めていこうということです。
この本の時代背景は、日本でいう戦国時代に書かれたもので各地で争いが絶えない状況でした。そんな中、現実主義のマキャベリが当時画期的とされたのが、自国の常備軍を持とうということです。この時代は傭兵を雇い戦わせるのが主流であり、自国のためにという意識はなかったため、お金に左右されたり、お金をより稼ぐために意図的に戦争を長期化させたりしていることが横行していましたので、今では当たり前ですがとても大きな変革だったのかなと思います。
[コメントしていただいた本をリスト化]
記憶ベースで全部は書けてないと思います、すみません。。。
理系の身としてはデカルトの方法序説は読んでみたい!みなさんも気になったものあればメモしといてください
・ミル
・デカルト
[数学のx,yz軸についてした人。刊行当時の正式名称は、『理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話(方法序説)]
・九鬼周造
(ちんぷんかんぷん笑)
論語 (岩波文庫)、新訂 孫子 (岩波文庫)、韓非子 第一冊 (岩波文庫)
・鴨長明
・プラトン
饗宴 (光文社古典新訳文庫)
(ソクラテスの弁明を先に読んだ方が良いかも)
・マルクス・アウレリウス・アントニヌス
自省録 (東洋文庫)
(政治家としての日々の悩みや自らの行動を省みる言葉)
・マックスウェーバー
(狂ってるくらい難しい。職業としての学問 (岩波文庫)、職業としての政治 (岩波文庫)の講演録があり、この2冊が入門書としての立ち位置でその後に読みたい本)
コメントも数多くいただきまして非常に興味深いトピックだったのかなと思います。またいつか古典についての読書会を開催したいと思います!
本日もお忙しい中、貴重なお時間ありがとうございました。
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