var vc_pid = "887816750";

読書14 最初から10数種類のクラブで練習してませんか?効率よくスコアを上げたい人や ゴルフの練習について悩んでいる人にぜひ読んで欲しい 大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法 城戸淳二 

 

意見は完全に私見ですので、あくまで参考までにお願いします

S 4.5 ~ 5.0 [読むと思考が変わる]

A 4.0 ~ 4.5 [持っていて損はない]

B 3.5 ~ 4.0 [時間があるときに読みたい]

C 3.0 ~ 3.5 [読まなくても良い]

 

Instagram: @book_itachi

 

タイトル:大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法! (角川SSC新書)

 

 

評価:星3.7(B)

こんな人に読んでほしい:ゴルフをやっている人は前提であるが、どのような練習が効率が良いのかはさすが大学教授なのかよく練られている。最初は練習クラブを限定するや18ホールを俯瞰してみたときに頻度が多いものから攻略するといったもので、初心者はとても参考になるはず!

 

選書理由:有機EL の研究で世界的に有名な城土教授によるゴルフ上達法。いかにも理論的で超人的な運動神経がない自分でも参考になると思い購入。

 

 

構成:目標スコアから逆算した練習方法や計算。動画レッスンで時短練習をすることや、独自の考察もとても理にかなっていた。

 

 

感想:時間が限られた中スコアを伸ばすには、練習するクラブを限定するのが良い。以下の4~7本を練習するのが良い。1)パット 2×18=36と一番登場回数の多いクラブなので練習すべきである。キャッチボールのように感性で打ち、30cm以内に収めるイメージ。右手はゆるく添え、左手は小指に少し力を入れ吊るすように、そしてあたかも右手でボールをカップに向かって転がすようにパッティングする。2)AW(SW)テークバックの大きさで飛距離を測る。右手を意識しながら、あたかも右手でボールを目標に下手投げで投げるように意識する。3)7I&9I 練習ではボールを見て左肘を曲げないと言う基本を大切に。7番で140、8で130、9で120ヤード。4)1W&5W 当初は250球のうち200球ほど練習していたが、50級程度が適切ではないか。何故ならば、体力消耗が激しく時間を無駄にする可能性がある。距離よりも曲げないことを意識して行う。

 

 

長い歴史の中でスウィングについては研究がなされてきているので、理論をおさえることはいわば公式を学ぶようなものだ。本からはゴルフの理念を学ぶことができ、ベンホーガンのモダンゴルフや中部銀次郎の著書がある。また、動きを見るには映像教材が有効であり、鶴見さんのプリンシプルオブゴルフでは体重移動は意識するものではないといったことを学んだり、悩めるゴルファーの駆け込み道場高松さんからはグリップをゆるめてヘッドを感じることを知ることができる。また、江達忠の出直しゴルフレッスンも非常に参考になった。

 

 

 

最後に練習をしていく上で得た4つに開眼と5つの気づきについて。a)グリップは引っ張ると抜けるほどゆるく握る。トップでは右腕が、フィニッシュでは右腕が上にくるので、この間で自然とフェースがターンするようになる。体の回転と手の振りの早さは調整する必要がある。b)上体がきちんと回って、クラブを左肩で担ぎ右足はめくれて靴底が見え左足アウトサイドに体重がかかるようフィニッシュの形をきちんととる。c)グリップは緩く握り、掌や腕には力が入らないような状態。左肘は伸ばすのではなく、伸びている。左肘は振り子の支点であり、支点は一つの方が安定する。d)ハンマー投げは重さと遠心力によって成り立っている。テークバックで重さを感じ、ダウンフォローで遠心力をイメージする。最後に5つの気づきについて、1)アドレス時は母指球に体重をかける。2)テークバックはお腹から背中をイメージ3)スウィング中は数点程度しか気に留めることはできないだろうが、ヘッドの重みを感じ、左腕が伸びているか、トップで左肩が顎の下に入るかを意識している4)振り幅を固定してチップショットとピッチショットを分ける5)素振りではフィニッシュまできちんととる。
自分のプレーはもちろん他人のであってもミスショットを分析すれば確実に上達への道は開ける。

 

この2本は大変参考になります。
今回の本です。

 

Amazon.co.jpアソシエイトのプログラムを利用して、ご協力いただいた収益は実験的なカスタムに使われます

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました