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読書5 京セラ・KDDI・ JALと次々に成功に導いた稲盛和夫さんは一体どんなことを考えていたのか!  成功と失敗の法則 京セラ 稲盛和夫 

 

 

意見は完全に私見ですので、あくまで参考までにお願いします

S 4.5 ~ 5.0 [読むと思考が変わる]

A 4.0 ~ 4.5 [持っていて損はない]

B 3.5 ~ 4.0 [時間があるときに読みたい]

C 3.0 ~ 3.5 [読まなくても良い]

 

Instagram: @book_itachi

 

タイトル:「成功」と「失敗」の法則

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評価:星4.0(A)

京セラ・KDDI・ JALと次々に成功に導いた稲盛和夫さんにはどのような秘密があるのかきになる人は少なくないはずである。そこにあるのは人として正しいかどうか利他の心に基づいて決断したという。科学的根拠はないかもしれないが、稲盛さんの実績を見ると信じても良いのではないか。

 

こんな人に読んでほしい

稲盛和夫さんの考え方、原点というものは社会人の人はもちろん一般の人が読んでも十分得られるものがあります。

 

>>以下、まとめ感想メモです。

 

私の選書理由

ビジネス成功には何か規則性のようなものはあるのだろうか。京セラ,KDDI,JAL再建と成功ばかりの稲盛さんの手の内が知りたくなり手に取った一冊である。読んでみるとまさに人間の本質に対する鋭い洞察が書かれていた。具体例もわかりやすく万人におすすめである。

 

構成:

本書構成としては、まず人生の目的が定義されている。そこから、思うことや、自ら慎むことの大切さ、そしていかに道を開いていくかへと展開されている。

 

 

感想:

稲盛さんは人生とは自らの人格を高めるものであり、富谷名声などは死後の世界では何もやくに立たないと述べている。さらに人格=性格(先天)+哲学(後天)と定義していて、これを高めるには試練を乗り越えることであり、成功することも試練の一と捉えている。

心のあり方は非常に大切であり、動機善なりや利心なかりしかと常に考えている。というのも宇宙には善き思いに満ち溢れていて生きとし生けるものを全て生かそうという優しい想いに満ちている。そのため、善い思いを抱けば善い結果を得るのはこの愛に満ちた宇宙の意志に同調するからである。勤勉、感謝、反省が大切である。
稲盛さんが机に置いているという南洲翁遺訓からの引用であるが、事業を始める人の中で成功し続ける人が少ないのは、自分を愛する心が起こり驕り高ぶることが多くなり過信に陥るからなり真の成功を成し遂げるものは自らを慎み、戒めることが大切である。朝の洗面や宴席の帰りでは時間を見つけて自身の良心が利己的な自分を責めることで、人の美しい心を開花させる。日本はこれだけ物質的に豊かになったが足るを知るという精神構造が崩壊している故に豊な状態にも関わらず満たされることがないという。
成功の秘訣と問われればこう答えるという、成功するための特別な方法などない、あなたを中心に社員全員が誰よりも一生懸命働くようになれば必ず成功できる。与えられた仕事を天職と考え、一所懸命に働くことが人生を素晴らしいものに導いてくれる。
京セラ創業当初、人の上に立つことになり多くの部下の部下が判断を求めるようになった際には人間として何が正しいかということを元に判断をしたという。蟹は自分の甲羅に似せて穴を掘るというように企業はトップの器によるところが大きい。二つほど紹介されていた具体例を紹介したい。一つ目は、中国明代の思想家は呻吟語の中でリーダーの資質を3つ挙げているが一番大切なことは常に物事を深く考える重厚な性格あること三番目に頭が良く才能があり、弁舌が立つことである。今の日本社会にはこの三番目を重要視しすぎるあまり弊害が出てきているという。二つ目は、孫文曰く組織をまとめる方法は二つあり、力で治める覇道と仁(他を慈しむこと)義(道理に)礼(礼節)を元にした徳で治める王道があるいう。
新しい発見に関しては宇宙のどこかに知恵の蔵(真理の蔵)があり、努力によりこの扉を開き叡智を授かることが大切と述べている。

 

参照した本のリンクは下に貼っておきます〜

 

 

 

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