var vc_pid = "887816750";

読書No.44 孫正義リーダーのための意思決定の極意

読書No.44
タイトル:孫正義リーダーのための意思決定の極意
評価:3.9(B)

こんな方にオススメ:意思決定、優柔不断、ビジネス

[本のご紹介]

この本はソフトバンクアカデミアの意思決定の極意と孫の2乗の兵法がもとに書かれています。前者が今までの経験談とともにどのような意思決定をしたかについて。後者は孫さんが26,27歳の時に入院中に考えた意思決定のルールについて書いてあります。そのルールとは、25の漢字で表されていて、中国で書かれた兵法書の孫子と戦略論のランチェスターの法則を元に作られているので2乗だそうです。

 

前半部分の意思決定の極意は他の本に書かれていることも多く、また分量の制限もあってか一つ一つが浅く、ぜひもっと深掘りしたものをいつか書いて欲しいと思いました。

後半部分の孫の2乗の兵法は、画像のように25の漢字で表されていて、うち14文字は孫子から来ているそうです。意そのうち2つピックアップしたいと思います。

(1)略(選び抜かれた略だけが頂を実現させる)
死ぬほど考え抜いて、死ぬほど情報を集めたら、あらゆる観点から精査する。99.9%を削ぎ落として絞り込む。

 

(2)流(主流になり得ない傍流)
よくコンサルタントがニッチ戦略を取れば良いという。しかし、王道とはオーソドックスに一番大きな流れのところでチャンピオンになることです。ニッチで成功を目指す、沈みゆく分野に人生を賭けるようでは事業家として失格。

 

個人的に一番印象に残っているのは、1,2時間でここに書いてある25文字を覚えてその意味を丸暗記したところでそれは所詮地面を理解したに過ぎない。全く同感です、この本を読んだりアカデミアに参加人がいたとしても実践に移してこそ自分の糧となるのだと感じました。

 

[読書による変化 Before → After]

 

読書前(before):孫正義さんのように大きなことでもスパッと迅速に意思決定する術があるなら知りたい。

 

読書後(after):意思決定のスピードを上げるには自分の中で軸を見つけること。そして失敗にしろ成功にしろ経験値を積み常に学び、修正する。なんだかんだ近道はないのかもしれない。

 

今回の本のリンクです(孫正義 リーダーのための意思決定の極意 (光文社新書))

 

 

 

 

⚠️Amazon.co.jpアソシエイトのプログラムを利用して、ご協力いただいた収益は実験的なカスタムに使われます

コメント

タイトルとURLをコピーしました