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読書29 リフティング王土屋健二のサッカー個人戦術バイブル 土屋健二

 

読書29:リフティング王土屋健二のサッカー個人戦術バイブル 土屋健二
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(個人的思い:Amazonでは件数こそ少ないこのの,評価は5に近いのでもっと広まって欲しい)

 


選書理由:一般的な指導ではなく、狡猾な南米的サッカーの方法について書いてあるから

 

構成: 土屋さんのブラジルでの経験をもとに書かれていて、体格に恵まれてないからこそ色々と試行錯誤している。本の内容はは一般的には言いにくい、日本では指導されにくいストリートサッカーのような面もある。メッシやスアレスのようなイメージ。

 

まとめメモ:

 

第1にボールキープについて。回転の理論とは、敵を同一方向に回転させることで常にボールを敵から取られにくい位置に保有する方法である。鳥籠でボールを回すときに中の人がどちらを向くかで回転の方向を見定めるなどの練習をすることができる。敵が取りに来た際は、ボールを見るあまり胸をちぢめずに張るよう心がける。そして両肘をレーダーとしてボールをキープする空間を作る。この時、中指と薬指を折る古武術でいうバサラのポーズをとると体幹が安定する。腰を突き出したりして常に空間を確保する工夫が大切となる。

 

第2に攻撃について。相手をゴール前で置き去りにするときに使えるのが、相手を一度軽く押して直角に走りこむことや一度体を当ててから動き直すことである。この時IターンよりUターンの方がスタミナを消費しにくい。

 

第3に守備の裏技について。基本はゴールマウスにある内側を切りながら、ワンサイドをカットし取れるタイミングでステップインする。この時に、一点を見るより周辺視野を用いた方が相手の動きに対応しやすい。長友選手がイブラヒモビッチ選手の威圧感を感じたように、相手を目で威嚇することも効果はあるかもしれない。

 

第4にトラップ&パスである。近年パスの名手の一人としてデ・ブライネ選手があげられる。彼のパスは正確でなおかつ早い。これは体全体を固定するようにしてパスを繰り出すとよく言われている。このように、インサイドパスを行う際に足首をあげたままロックしてパスを出すと球足が速くなると言われている。

 

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