選書理由: ipod、iphoneと常に革新的なモノを作り続けてきたジョブズは、その過程でいくつもの難局を突破してきたはずである。そんな彼の交渉力は私たちの普段に応用できないものか
読書36冊目 [スティーブ・ジョブズ 神の交渉力]
感想:ipodやiphoneと私たちの生活はapple製品に囲まれている。世界一の会社を一代で創り上げたジョブズから学ぶことは多いはずだ。本書の内容からジョブズの特徴は、顧客が何を求めてるかを察知する発想力、せっかちとも言える時間感覚、人を説得する交渉力、現場のできませんにノーといい更に努力してもらうマネジメント力が挙げられる。これらがエピソードとともに解説されていて、本田宗一郎さんや松下幸之助さんとも同じ行動をとっていたと紹介されているので日本人として納得できる要素がある。仕事で行き詰まってる人もジョブズの行動は参考になるはず。Stay hungry! Stay foolish!
1代で世界一の会社を築いたジョブス。世界中の人を熱狂させるプレゼンで、長い時間に渡り話を聞かせる魔術のような語り口はあまりにも有名だ。よく考えてみれば一人でこれだけ長い間聴衆を惹きつける話をすることが容易でないし、そんな彼の交渉力を1対1でされたら十中八九私は回避できる自信がない。本書では、有名なエピソードを元に時折日本の本田宗一郎さんや松下幸之助さんと比較しながら筆者の考察を書いてくれている。初めての人は読みやすい本であるが、ジョブズマニアとしては少し物足りないか。
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